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ディズニーで撮った写真をSNSやブログにアップすると著作権に抵触する!?【結局マナーの話?】

ミッキーミニー,はろにゅ

こんにちは!

あなたはディズニーランドに行ったとき、

特に写真を撮ったとき、

こんな疑問・悩みを持ったことはありませんか?

 

「ディズニーって著作権厳しいっていうから、ディズニーで撮った写真をSNSにアップしちゃダメなのかな?」

「でもみんなSNSにアップしても何もペナルティ課せられてないし…?」

著作権って線引きが難しくてイヤになっちゃう」

 

今回はこのような悩みを解決すべく、

いろいろ調べて参りました。

なるべく簡単に、わかりやすく解説していきます!

※この記事では「東京ディズニーランド」という言葉に東京ディズニーシーなども含めた「東京ディズニーリゾート」の意味を含めます。馴染み深いワードとして「東京ディズニーランド」を選びました。

 

 

ディズニーで撮った写真をSNSやブログにアップすると著作権に抵触する!?

結論から申し上げますと、

ディズニー側の裁量によって決まるが、基本的にはOKになることがほとんど。

です。

簡単に言うと、

個人的にSNSにアップする程度ならOK

ということです。

東京ディズニーランド著作権の関係が複雑な件

そもそも著作権法では何と書かれているのか?

著作権を守る法律として、著作権法というものがあります。

著作権法(第30条)では

著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

 となっています。

ここでは、「私的使用(個人または家庭内で使う)なら、複製してもよい」と、

著作物を使用しても良い条件が書かれています。

また同条より、「写真に小さく写ってしまったという状況であれば、著作権には抵触しない」ということが読み取れます。(下記引用を参照)

写真の撮影、録音又は録画(以下この項において「写真の撮影等」という。)の方法によつて著作物を創作するに当たつて、当該著作物(以下この条において「写真等著作物」という。)に係る写真の撮影等の対象とする事物又は音から分離することが困難であるため付随して対象となる事物又は音に係る他の著作物(当該写真等著作物における軽微な構成部分となるものに限る。以下この条において「付随対象著作物」という。)は、当該創作に伴つて複製することができる。ただし、当該付随対象著作物の種類及び用途並びに当該複製の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。

 

詳しくはみんなの著作権教室をご参照ください。

子供向けにもなっているので分かりやすいです。

 

ディズニーランドでの撮影に置きかえると、

「自分で写真を撮ってアルバムなどに保存しておくだけ。」「キャラクターが小さく映り込んでしまった。」という程度であれば著作権侵害にはあたらない

ということになります。

 

それではSNSやブログににアップするのはダメなのでしょうか??

東京ディズニーランドの主張①「著作権について明言はできない」

東京ディズニーランドの主張、

もっと言えば運営会社であるオリエンタルランドの主張としては、

ウォルト・ディズニー社からライセンスを受けて(著作権を借りて)運営しているため、著作権に関する行為については明言できない」ということだそうです。

あくまでディズニー社の意見を尊重するみたいです。

東京ディズニーランド著作権の複雑な関係はここにありましたね。

 

オリエンタルランドとディズニー社の関係については、オリエンタルランドとディズニー社との関係性。契約内容を電話取材も兼ねて調べた結果(byみたらしはいらんどさん)という記事をご参照ください。

東京ディズニーランドの主張②「他人に迷惑をかけない撮影ならOK」

東京ディズニーランド公式によると

  • 他のお客様のご迷惑となる撮影および公衆送信

  • 商業目的の撮影等

は禁止となっています。

逆に言えば、

他人に迷惑をかけない範囲での撮影、公衆送信(不特定多数が閲覧できる状態にすること)なら大丈夫」ということになります。

 なんなら、インスタグラムの公式アカウント(tokyodisneyresort_official)でもタグ付けを推奨したり、タグ付けされた写真を紹介したりと、

SNSでの投稿を促している姿勢も見えます!

ディズニーランドと著作権。 結局何がダメなの??

ここまで、ディズニーで撮った写真をSNSやブログに載せるのはおおむねOKということをお話してきました。

それでは、どんな行為がダメなのでしょうか?

筆者の考えを書いていきます。

東京ディズニーランドが本来得るはずの利益を奪う行為

一つはこれです。商業目的の撮影が禁止になっているように、

本来東京ディズニーランドが得るはずの利益を妨害することはしてはいけません。

具体的には、転売が挙げられますね。

SNSやブログに写真をアップする行為は利益獲得の妨害にはなりにくいと考えています。

少なくとも個人で楽しく利用していれば、大丈夫だと思います!

名誉毀損となる行為

こちらは著作権にも関わってきます。

当たり前ですが、ディズニーの名誉を傷つける行為、発言はダメですよね。

訴えられてもおかしくないです。

他人の迷惑になる行為

著作権とは関係ないですが、

こちらもディズニーランドがさんざん主張していることです。

柵の上に乗る。造形物の上に乗る。パーク内を走る。

著作権云々のトラブルより、

このような行為のほうが、

ディズニーランドとしては「迷惑だからやめていただきたい」ことなのです。

ディズニーランドと著作権まとめ

ディズニーランドと著作権についてまとめておくと、

 

東京ディズニーランドの主張としては

  1. 著作権について明言はできない
  2. 利益を妨害する行為、まわりに迷惑をかける行為は禁止

その条件のもとで、

SNSブログに写真をアップすることは特に禁止していない。

といったところでしょうか。

 

結局、著作権は著作者の名誉を守るためにあるので、

著作者の裁量に任されてるのです。

 

著作者がダメと言ったらダメだし、良いと言ったら良いのです。

マナーとモラルを守っていれば、ほとんどの場合は大丈夫です。

 

当ブログはみなさんに東京ディズニーランドをもっと楽しんでほしいので、

これからもパークで撮った写真を掲載していきます!!

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