【保存版】手持ちでもOK!夜景を上手に撮るためのカメラ設定とは
こんにちは!
「夜景の写真を綺麗に撮れたらいいな〜」
と思ったことはありませんか?
せっかく一眼を買ったんだし、スマホでは撮れない写真を撮りたいですよね?
一眼レフは夜景に強いです。夜景を綺麗に撮ることができます。
しかしそれにはちょっとしたテクニック(設定・撮り方)がいるのです。
でも安心してください。簡単ですよ!
今回は、夜景を手持ちで撮影するときの設定の仕方・応用テクニックを解説します!
あなたも夜景撮影を練習して、みんなに自慢できるようになりましょう!
- 【保存版】手持ちでもOK!夜景を上手に撮るためのカメラ設定とは
- おすすめの撮影モードは??
- 手持ち夜景のカメラ設定(絞り/SS優先モード編)
- 手持ち夜景のカメラ設定(マニュアルモード編)
- 共通設定・注意点
- レタッチでも明るくできる。活用せよ。
- 応用テクニック集
- まとめ
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【保存版】手持ちでもOK!夜景を上手に撮るためのカメラ設定とは
一眼カメラを使って、
手持ちで上手に夜景を撮る方法とは何か。
それは、
「マニュアル設定する」ことです!
以下で、そのための具体的な手順を解説します。
夜景撮影の方法は2パターン
まず、夜景撮影は2種類に分けることができます。
- 三脚を使う
- 手持ちで撮る
の2つです!
ただし今回は三脚を持っていない方も多いと思うので、手持ちで撮るときの設定やテクニックを解説していきます!
(最近は三脚禁止のところも多いですからね、、)
おすすめの撮影モードは??
ズバリ!
夜景の撮影モードでオススメなのは「マニュアルモード」です。
しかし一眼カメラにまだ慣れていない方は、
「絞り優先モード」「SS(シャッタースピード)優先モード」で慣れてからマニュアルに移行していくのがよいでしょう!
(私はいきなりマニュアルで挑戦しまくったので、失敗ばかりでなかなか上達しませんでした。。)
※キヤノン機の場合、絞り優先モードは「Av」、SS優先モードは「Tv」とダイヤルに表示してあります。
手持ち夜景のカメラ設定(絞り/SS優先モード編)
まずは絞り優先やSS優先で撮るときの設定を紹介します。
絞り優先時の設定
手順
絞り優先モードの時は、
F値を開放寄り(F値を下げる)にして撮ってみて、少しづつ調節しながら撮るのがよいです!
写真が暗かった時の具体的な調節方法は、「F値をもっと下げる」「ISO感度を上げる」などです。
「露出補正を+にかける」のもよいでしょう。
絞り優先モードの時はSS(シャッタースピード)が自動で決まるのですが、たいていの場合はSSが1秒以上になってしまいます。
そうならない為には、ISO感度を上げたりするのが有効です。
基本的にはISO3200以上から調節してみることをオススメします!
SS優先時の設定
SS優先モードの時はシャッタースピードを「1/レンズの焦点距離」秒にします。
たとえば24mmの単焦点レンズだったら「1/24秒」です。
「1/焦点距離」秒というのは手ぶれしないギリギリのラインの目安になるので、ぜひ覚えてくださいね!!
そして、そのスピードから調節していきます!
たとえば、手ブレが気になるならSSを速くします。写真が暗いと感じたらSSそのままでISO感度を上げます。
F値とSSとISO感度。この3つのバランスを意識しましょう!
手持ち夜景のカメラ設定(マニュアルモード編)
さて、上記の設定に慣れてきたら今度はマニュアルモードに挑戦!
手持ち夜景の設定方法は以下が目安となります!
F値は開放~F8まで
基本的に、夜景撮影は昼間より光の量が圧倒的に少ないです。
想像の5倍くらいは少ないです。たぶん。
なので絞りをできるだけ開く(F値を下げる、開放に近づける)のがよいでしょう!
照明が点いているビルを撮るなど明るい時や、奥までピントを合わせたいときはF値を下げてもよいでしょう。
シャッタースピードは1/焦点距離 秒が基本
3章で述べた通り、これは手持ち撮影における手ぶれしない目安になるので、基準になります。
ここから遅くすればするほど写真は明るくなりますが、手ぶれしやすくなります。
ISO感度は限界まで上げる
ISO感度は上げれば上げるほどノイズが出てしまいますが、明るさはかなり変わってきます。それに最近の機種はISO感度を上げてもノイズが出にくくなっているので、
自分の許容範囲まで上げてみましょう!
(個人的にはISO3200です。どうしても暗い時はISO6400まで上げます。)
共通設定・注意点
これまでは「F値、SS、ISO感度」に注目して解説してきましたが、
次はどのモードでも設定できる項目や、撮影時の注意点を紹介します!
WB(ホワイトバランス)は白色蛍光灯か太陽光
WB(ホワイトバランス)も夜景写真の雰囲気・色味をガラッと変えます(*'ω'*)
「白色蛍光灯」にすると青みが増し、夜の雰囲気が強まります。
「太陽光」にすると、赤みが増します。トワイライト(※)と相性が良いです!
ただ、色味に正解・不正解はないので、自分の好みの色味で撮りましょう!
私は日によって色味の好みが変わります(笑)
※トワイライト……日没後30分程度、つまり夕日が少し残るくらいの時間帯のことで、きれいなグラデーションを描くことができます。西側と東側で色味が変わるのも特徴です。
マニュアルフォーカスで撮る
AF(オートフォーカス)でなくMF(マニュアルフォーカス)で撮りましょう。
夜景は暗いので、明るいところにピントを合わせてくれるAFは機能しにくいです。
MFで慎重にフォーカスしましょう!
モニタービューを使う
普段はファインダーを覗いて撮影します。
しかし夜景撮影の場合、特にMFで撮影する時は、ピントが合っているのかをファインダーで確認するのは困難です。
モニターが付いている機種を使っている場合は、モニタービューでピントを確認しましょう!
風景写真にフラッシュは使わない
暗いからといってフラッシュをむやみに使う人がいます。
フラッシュはメインの被写体に当てて際立たせるものなので、
被写体(建物など)が遠くにある風景撮影では使えません。。
光が当たりませんからね。。。('ω')
脇を締めて、手ぶれを防ぐ!
明るい写真を撮るために、夜景撮影ではできるだけシャッタースピードを下げます。
しかし、シャッタースピードを下げるほど手ぶれは起こりやすいです。
手ぶれを防ぐためには、脇をしっかり締めて撮影しましょう!
レタッチでも明るくできる。活用せよ。
写真は撮った後に編集(レタッチ)ができます。
撮って出しにこだわらない方は積極的にレタッチしてください!
RAWで撮って編集すると、全然違った写真になります(できます)。
※キヤノンなら「Digital Photo Professional」というソフトがカメラと同梱されています!
応用テクニック集
一眼ならこんなこともできます。
簡単に紹介しますね!
光の軌跡を描く(手持ちでは不可能)
シャッタースピードをかなり遅くすることで、動く車のライトなど、光が走った軌跡を描くことができます。
ISOを下げ、絞りも絞って取るのがポイントです!
花火の撮影もこれに近い設定で撮りますよ〜
※三脚を使うときや、カメラを置いて固定できるときにできるものです
丸ボケ・光芒
丸ボケは電飾などを撮るときに使えます。
わざと電飾からピントを外すことで丸いボケを作り出します!(MFで撮ることで実現します。)
光芒は、街灯の光が放射状に広がって描かれる、というものです。
絞りをいい感じに絞ると出てきます。絞り羽の枚数によっても変わってくるので意外と奥が深いです。
筆者はなかなか使いこなせていません( ;∀;)
まとめ
今回は手持ちの夜景撮影時の設定・テクニックについて解説しました。
マニュアルモードが特に生かされるのは夜景撮影です。
初心者の方は、まずはマニュアルで撮れることを目標にして、少しずつ夜景撮影に慣れていきましょう!
三脚を買い急ぐ必要はないと思います。手持ちでもいい写真は撮れますよ!
意外と5章の注意点は大切です(; ・`д・´)
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